第22回TARO賞は檜皮一彦に決定。敏子賞は風間天心岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)。22回目の今年は、大賞となる岡本太郎賞には檜皮一彦が、岡本敏子賞には風間天心が選ばれた。 岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO賞」)は、岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」を問うためのアワード。22回目となる本展は、416作品の応募から厳正な審査を経て25作家が入選した。 2月14日に川崎市岡本太郎美術館で行われた授賞式では、全入賞作品が発表。大賞となる岡本太郎賞には檜皮一彦(ひわ・かずひこ)が、岡本敏子賞には風間天心が選ばれた。 檜皮一彦は大阪府生まれ、2016年京都造形芸術大学芸術大学大学院修了。受賞作《hiwadorome: type ZERO spec3》は、天井まで積み上げられた車椅子からなる構造体と、そこから発せられる光やダンスミ