『What Is Web 2.0』の中で展開される「Web 2.0の原則」の一つに、”データは次世代の「インテル・インサイド」”という表現が出てきます。これって、何かわかり難くないですか。実際、「”データは次世代の「インテル・インサイド」”って、何を言おうとしているんですか」って、よく質問されます。 簡単に言うと、「独自性のあるデータベースを管理する」ことが重要だということを言っています。Web1.0の世界では、どちらかというとソフトウェアの開発方法論・ライセンス管理・API管理をはじめとした、アプリケーションソフトの開発手法に焦点が当てられていました。ソフトウェア開発の仕事に携わったことがある人なら、やれオブジェクト指向がいいだとか、やっぱりウオーターフォール方式の方が安全だとかといった議論をした経験があるのではないでしょうか。 ところが、Web2.0の世界では、ソフトウェアを開発する能