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  • 読書は人間から逸脱していくプロセスに他ならない。#闇のSF読書会①|Hayakawa Books & Magazines(β)

    闇の自己啓発会は3月某日、#闇のSF読書会をオンラインで行いました。今回の読書会は主に早川書房から刊行されているSF諸作について語るものですが、各作品の感想に入る前に、まずはメンバーそれぞれのSFを読むきっかけやモチベーションについて意見交換を行いました。ル・グィンやマーク・フィッシャーに触れつつ、「この肉体を捨てたい」「記憶の外部化」「脳内アプリ」などのテーマについて思い思いに話しているので、今回の記事ではその部分を公開します。 ■参加者一覧 役所【暁】 編集者。『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に魂を囚われている。自粛中に読んで印象的だった作品は、小川一水『天冥の標』。 【江永】泉 物体。ホラーゲーム実況動画を視聴していたら朝が来てしまう。自粛中に読んで印象的だった作品は、酉島伝法『るん(笑)』。 【木澤】佐登志 文筆家。生き物と死に物の中間を占める。好きな作家は矢部嵩。 【ひで】

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  • 銀河疾走百合SF、すべての始まり。「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」短篇版【8/31まで公開】|Hayakawa Books & Magazines(β)

    『老ヴォールの惑星』『天冥の標』など、宇宙SFの名手として知られる小川一水先生の最新SFシリーズ『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』。最新3巻が6月20日に発売され、電子書籍版では1・2巻が8月31日(木)まで読み放題、7月12日まで半額セール中となっています。 それにあわせて、8月31日(水)までの期間限定で、百合SFアンソロジー『アステリズムに花束を』に収録された、作のプロトタイプである短篇版を全文公開します。遠未来、凝り固まった宇宙を爆走する女漁師達の物語。 イラスト:望月けい――――――――― 1 ガス惑星の景観は毎日変わる。動物の姿や人の顔、べ物やドレスの形へと、水素雲は千変万化に移ろう。テラはいつも想像をかき立てられる。 今日の眺めはカルガモの親子だ。くちばしみたいな高層雲を突き出した、高さ一〇万メートルの巨大柱状雲が行儀よく並んでいる。ひときわ大きなお母さんガモと、

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