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ブックマーク / codezine.jp (46)

  • 実践DDD本 第10章「集約」~トランザクション整合性を保つ境界~

    実践DDD 第9章「モジュール」~高凝集で疎結合にまとめる~ DDDにおける集約 DDDにおける集約(Aggregates)とは、オブジェクトのまとまりを表し、整合性を保ちながらデータを更新する単位となります。通常はオブジェクトの集まりの「境界線」の意味で使われ、オブジェクト群の生成/読み込み/変更/保存といったライフサイクル管理が行われます。 外部から集約を操作できる「集約ルート」 外部から集約を操作する場合、代表オブジェクトである「集約ルート(≒ルートエンティティ)」のみ参照することができます。集約ルートを操作することで集約全体の整合性を保ちながらデータを変更できます。 DDDの「集約」のイメージ 上図の例では、注文に関わるオブジェクト群が集約の「境界線」となっています。操作をしたい場合「注文」という「集約ルート」に変更依頼をすることができます。集約内部にある「注文明細」や「配送先住

    実践DDD本 第10章「集約」~トランザクション整合性を保つ境界~
  • 知識不足、無茶ぶり、属人化──プロジェクトマネージャーが直面する3つの課題を乗りきるスキルセットと考え方

    IT業界プロジェクトを成功に導くためのノウハウを網羅的に解説した書籍『プロジェクトマネジメントの基が全部わかる』(翔泳社)。著者でパラダイスウェアの代表取締役である橋将功さんは、プロジェクトマネージャーが直面する課題として大きく3つ、「現場で使える知識体系がない」「無茶ぶりされる」「スキルの属人化」を挙げています。これらの課題を解決するために何が必要なのでしょうか。書から、プロジェクトマネージャーが持つべきスキルセットと、プロジェクトの成功と失敗をどう定義すればよいのかを紹介します。 記事は『プロジェクトマネジメントの基が全部わかる 交渉・タスクマネジメント・計画立案から見積り・契約・要件定義・設計・テスト・保守改善まで』の「序章 プロジェクトマネジメントのスキルの全体像」と「第1章 プロジェクトとはなにか─基的な知識と考え方をおさえよう」から一部を抜粋したものです。掲載

    知識不足、無茶ぶり、属人化──プロジェクトマネージャーが直面する3つの課題を乗りきるスキルセットと考え方
  • イラストではじめる「Kubernetesで本番運用」~可観測性のあるシステムの実現と、さまざまな障害への備え方

    いよいよ今回が最終回です。これまではKubernetesのしくみや、使い方などを説明してきました。最終回では「いざKubernetes番で運用してみよう!」ということで、「障害」を主題とした内容となっています。Kubernetesの特徴の一つは障害に強いことで、例えば自動復旧などさまざまな仕組みが用意されています。それらの仕組みを知ったうえで、それでも起こり得る障害に備えるためにアプリケーション開発者はどのような準備をすればよいか具体的に説明したいと思います。 Kubernetesと障害調査 どんなに手を尽くしても番で運用をしていれば障害はつきものです。ここでは障害が起きることを前提として、障害調査のための準備や障害調査の仕方について説明します。 障害調査のための準備 これまで物理/仮想マシンでアプリケーションを立ち上げて運用した経験のある方は、コンテナを利用した障害調査がこれまでと

    イラストではじめる「Kubernetesで本番運用」~可観測性のあるシステムの実現と、さまざまな障害への備え方
  • フィーチャーフラグ(Feature Flag)はなぜ必要なのか?

    連載は、最新のソフトウェア開発の課題点を解決する手段であるフィーチャーフラグ(Feature Flag)について、概要や導入方法、ベストプラクティスを紹介します。第1回は、フィーチャーフラグとはなにか、どのようにしてプロダクト開発を変えていくのか、そのメリットと導入の際の懸念点を説明します。 はじめに 連載はフィーチャーフラグについての連載です。最新のソフトウェア開発の課題点を解決する手段であるフィーチャーフラグに焦点をあて、フィーチャーフラグとは何なのか、どういった機能を提供するのか。フィーチャーフラグのメリット・デメリットを、具体例を使って詳細に説明します。また、導入前に考慮すべきことや、フィーチャーフラグの実装、サービスの選定の際の注意点、効率よく、かつ継続的に使用していくためのベストプラクティスも併せて解説します。さらにはサードパーティー製のフィーチャーフラグサービスの比較を行

    フィーチャーフラグ(Feature Flag)はなぜ必要なのか?
  • 『マンガでわかるJavaScriptのPromise』がKindleで無料公開

    『マンガでわかるJavaScriptのPromise』は、JavaScriptで通信などの処理を書く際に必須の仕様であるPromiseを、マンガで基礎から学ぶことができる。 『マンガでわかるJavaScriptのPromise』は、マンガ部分は76ページ、コードのまとめやコラム部分は51ページ、全体で167ページの構成で、コールバックを多用するJavaScriptの特徴や、Promise登場の背景、Promiseの仕組みや書き方、async/await、Promiseの静的メソッドまでを解説する。 目次は以下の通り。 第1話「JavaScriptのPromise」 第2話「同期処理と非同期処理」 第3話「コールバック関数」 第4話「コールバック関数のネスト」 第5話「Promiseの概念」 第6話「Promiseを使ったコード」 第7話「Promiseを使ったコード 2」 第8話「reso

    『マンガでわかるJavaScriptのPromise』がKindleで無料公開
  • PythonのWeb開発フレームワーク「Flask」とは? Django、Bottle、FastAPIの特徴と合わせて解説

    記事は『Python FlaskによるWebアプリ開発入門 物体検知アプリ&機械学習APIの作り方』(佐藤昌基、平田哲也)の「はじめに」と「第0章 Flaskの概要と環境構築」の一部を抜粋したものです。掲載にあたって編集しています。 はじめに Flaskは、2010年4月1日にArmin Ronacher氏がエイプリルフールのネタとしてリリースし、そこからPython愛好家の間で人気になったPython製Webマイクロフレームワークです。2018年にはPython開発者調査で最も人気のあるWebフレームワークとして投票され、いまでも高い人気があります。 書は、Flaskによる実践的なWebアプリケーション(以下、アプリ)の作成を通して、自力でアプリを作成できるようになることを目的としています。 まずは最小のアプリの作成から始め、問い合わせフォーム、データベースを使ったアプリ、認証機能と

    PythonのWeb開発フレームワーク「Flask」とは? Django、Bottle、FastAPIの特徴と合わせて解説