Linux Daily Topics 2019年4月23日さようなら、Scientific Linux ―フェルミ研、開発の終了を発表 Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のフリーバージョンとして、CentOSとともにかつて活発に開発が進められていたディストリビューションにScientific Linuxがある。開発の中心的存在となっていたのは欧州最大の原子核研究機関のCERN(Conseil Europeen pour la Recherche Nucleaire:欧州素粒子物理学研究所)と米国のフェルミ国立加速器研究所で、RHEL 6をベースとするScientific Linux 6.1あたりまでは、ときにCentOSを凌駕するスピードで開発が進んでいたこともある。 だがそれ以降は、チーフアーキテクトのRed Hatへの移籍などがあり、急速に開発ペースがダウン、