仙台が29日、宮崎、鹿児島の両県にまたがる霧島山・新燃岳の噴火を受け、火山灰が降り積もる宮崎県に義援金を贈ることを決めた。同県では来月7日から延岡市で、15日から宮崎市でキャンプを行う。 鹿児島・さつま町キャンプ2日目の26日から、この日まで噴火が続いており、宮崎県各地で火山灰の被害が報告されている。仙台イレブンも、さつま町の練習場から肉眼で噴煙を確認。人ごとではない心境だった。27日夜、選手たちから自主的に「何かできないか」との声が上がり、選手会長のDF渡辺を中心に募金を開始。監督、スタッフも含め1人最低「3000円から」と決めた。 J2時代からのキャンプ地宮崎に対し「鳥インフルも重なって大変。目と鼻の先で起きているのが信じられない。仙台にとって宮崎は第2の故郷。どうか力になりたい」と渡辺。チームを通し、宮崎県には既に義援金について連絡済み。新加入したFW柳沢も「苦しんでいる人を支援する