俳優のディーン・フジオカが、NHK大河ドラマ『青天を衝け』(2月14日スタート、毎週日曜 後8:00 総合ほか)に出演することが9日、同局から発表された。主人公・渋沢栄一(吉沢亮)と同時代を駆け抜けた実業家、五代才助(友厚)役に起用された。 【写真】その他の写真を見る ディーンは、2015年に放送されたNHKの連続テレビ小説『あさが来た』の五代友厚役を務めた。実業家として奮闘する主人公のあさを支えたキーパーソンで、出演当時は視聴者に“五代様”と親しまれ、人気が急上昇。志半ばに早逝すると「五代ロス」と呼ばれる社会現象まで起きた。朝ドラと大河で同じ人物を演じることは珍しく、またも話題を集めることになりそうだ。 ディーン演じる五代は、薩英戦争で捕虜となるも釈放される。長年の長崎遊学から世界情勢に通じており、貿易による富国強兵を唱えて渡英。留学中にパリ万国博覧会の情報をいち早く得て、薩摩藩としての