放馬によりスタートが15分も遅れるアクシデントがあったなか、タフな戦いを制したのは、鋼の心臓を持つ黒鹿毛の女王だった。 第83回オークス(5月22日、東京芝2400m、3歳牝馬GI)で、クリストフ・ルメールが騎乗した3番人気のスターズオンアース(父ドゥラメンテ、美浦・高柳瑞樹厩舎)が外から豪快に伸びて優勝。桜花賞につづくGI2勝目をマークし、史上16頭目の牝馬クラシック二冠馬となった。 なお、単勝1番人気に支持されたサークルオブライフは12着に敗れた。これで年明けからのGI1番人気連敗は「9」となり、またもワースト記録を更新してしまった。 顔を蹴られ放馬…なぜスタートは15分も遅れたのか?
![オークス直前に顔面を蹴られて放馬…発走“15分の大遅延”はなぜ起きたのか?「多くの馬の戦いは、スタート前に終わってしまった」(島田明宏)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/557d9a4b9385ebdb6fb1dc7c69f90575d42dc07f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2Fa%2F-%2Fimg_2a66276096416d06502bf09d38f8ea1d219256.jpg)