NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源実朝役の柿澤勇人さん(35)と正室・千世役の加藤小夏さん(23)が五日、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮を参拝した。 二人は八幡宮の神職と境内を回り、実朝がおいの公暁に暗殺されたとされる大階段や公暁が隠れていたとされる大イチョウの説明を受け、熱心に耳を傾けていた。参拝客から「鎌倉殿」と声が上がり、柿澤さんは手を振って応えていた。 撮影前に脚本家の三谷幸喜さん(61)と八幡宮を訪れたという柿澤さんは「以前とは全然景色が違って見えました。実朝の悲運を体で感じることができました」と語った。加藤さんも「大階段を見て胸が苦しくなりました」と振り返った。