続けよう、よくなろうって思うならば、変わることも受け入れていかないといけない ――7月に、『アイドルマスター』がスタートして15周年を迎えました。沼倉さん自身も、長くプロジェクトに関わっているわけですが、15周年についてどのような感慨がありますか。 沼倉:15という数字には、あまり実感がなくて、どちらかというと、わたしは『アイドルマスター』でデビューさせていただいたので、自分が声優としてこの世界に入って、右も左もわからないときに『アイドルマスター』に拾っていただいたあの頃から、そんなに時間が経ったんだなあっていう気持ちです。15周年はすごく素敵なことで、とても大きい出来事ではあるんですけど。「もうすぐ15周年だね」っていう話はよくしていても、それをゴールにしてきたわけではないし、「続けていきたい」っていう気持ちを、たぶんキャストもプロデューサーさんもみんなが持っていた結果ここにいる、という