『週刊ダイヤモンド』(5/16)が「大失業・減給危機」を特集しています。 特集では、「派遣切り」をはじめとする「非正規切り」に加えて、「企業の巧妙な手口」による「正社員切り」が横行することで、「失業率は過去最悪の5.5%を超え、失業者数は350万人以上となっていく可能性が高い」と予測しています。 すでに行われている「正社員切り」のケースとして、日本IBMの事例が出され、JMIU(全日本金属情報機器労働組合)日本IBM支部には、「強烈な退職勧奨」にさらされている多くの正社員から、助けを求める声が寄せられているとのことです。 日本IBMは、2008年10月から5段階人事評価の下2段階の社員に対する厳しい退職勧奨を執拗に実施。突然呼び出され、48時間以内に退職に同意しなければ、解雇になると迫られた社員。退職勧奨を断り続けると2カ月間に7回も呼び出され、「拒否して病院に行った人がいっぱいいるからよ