タグ

2008年9月14日のブックマーク (2件)

  • 『自己責任論は壮大な詐欺、若者労働問題は偏見とのたたかい』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 朝日新聞編集委員の竹信三恵子さんが、「自己責任論」について語っています。(※雑誌『世界』10月号の座談会「労働組合の出番が来た」の中での発言です) 竹信さんは、「自己責任論は壮大な詐欺といってもいい」と口火を切ります。取材をする中で、1999年以降から、ワーキングプアの増大とともに、正社員になっても、すさまじい長時間労働で体を壊すなど、若い世代全体にわたって、貧困と、過労死と隣あわせの長時間労働が広がってきていることを実感したそうです。取材の中で現実に目にする若い世代は、「就職しようと思っても非正規の職しかなかった人、何十社も面接を受けたのに正社員として採用されず精神的に打撃を受けてしまった人などが続々と出てくる」という実態なのに、社会の全体的な見方は、「今の若者にはこら

  • 『働く若者たちの現実~蔓延する違法状態へのあきらめ、自己責任論へと吸い込まれていく』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 雑誌『世界』10月号が「若者が生きられる社会」宣言~労働、社会保障政策の転換を--と題した特集を組んでいます。興味深い論稿が多いので、何日かに分けて紹介できればと考えています。 最初に、「働く若者たちの現実 違法状態への諦念・使い捨てからの偽りの出口・実質なきやりがい」(NPO法人POSSE代表・今野晴貴さんと東京大学准教授・田由紀さんの共著)を紹介します。 この論稿では、NPO法人POSSE が、2006年から2008年にかけて3年連続で取り組んできた「若者の『しごと』実態調査」をもとにした分析を行っています。 フリーターやニートのだらしなさが「社会問題」として喧伝され、「最近の若者はおかしくなった」「だらだらしていてまともに働かない」などの言説が流布されていた200