農業には、“苗半作”という言葉があります。これは、苗の段階で出来・不出来の半分が決まってしまうほど 苗作りが重要であるということです。 しかし苗作りには手間暇がかかりますし、畑での栽培とはまた違った ノウハウが必要になるため、他所で作った苗を買って植え付ける農家もあるとは思います。 そんな中、菜楽では苗にもこだわり、種から育てるレタス栽培を実践しています。 菜楽ではペーパーポット(2.6cm×2.6cmが220穴)でレタスを育苗しています。 ペーパーポットを写真のように稲の育苗箱にセットし、中に育苗培土を詰めて種を播きます (ペーパーポットは濡らすと個々のポットに分かれるのですが、乾いた状態だと写真のように繋がっています)。 育苗培土は、濃縮培土という便利なものが市販されているので、これをベースに自分で作ります。 基本的には濃縮培土に3倍量(容積)の山土を混ぜて作るのですが、菜楽ではこ