もっとも大きいとされている改善点は解像度だ。「HTC Vive」では両眼合わせ2160 x 1200だった解像度は、2880 x 1600となり、78%の向上がなされているという。こうした改善により、これまで「ややぼやけて見える」とされていた文字や画像などは鮮明に見えるようになったとされている。また「Vive Pro」ではヘッドフォンは一体型となっており、アンプ内蔵のスピーカーが楽しめることでより臨場感のある豊かなサウンドがもたらされる。 デバイスの装着感についても手が入れられており、デバイス前面の重量を軽くしつつ、細かいサイズの調整ができる「サイジングダイアル」搭載するなど、全体期な快適性の向上がなされている。さらにはノイズキャンセリング機能についたマイクやデュアルフェイスフロントカメラを搭載している。これまでの「Vive」の路線を守りながらも、要望の多かった解像度やつけ心地を大きく改善