昨年11月、和歌山市であった自民党青年局の近畿ブロック会議後の懇親会で、下着のような衣装の女性がダンスショーをする過激な演出があった問題をめぐり、懇親会を準備した川畑哲哉・和歌山県議(46)=3期目=が11日、党県連に離党届を提出して受理された。 川畑氏は山下直也県連幹事長とともに同日、県庁で取材に応じ明らかにした。川畑氏は8日に党県連青年局長を辞任。全国から批判の声が届き、離党を申し出たという。議員辞職については「議員としての任期をいただいているうちはできることをがんばってまいりたい」と否定した。山下幹事長は「主管は党県連。その場に私がいなかったとはいえ、道義的な責任がある」と語った。 党県連によると、開催経費は懇親会を含めた近畿ブロック会議全体で約120万円。うち90万円が党本部からの助成金と参加者の会費、残り30万円が県連の支出とし、山下県連幹事長は「(懇親会に)公費は充てていない」