「土人」「猿」などのヘイト投稿を指摘した通報に対し、ツイッターが出した回答(画像は一部加工しています) 短文投稿で交流するSNS「ツイッター」では、差別的なヘイト投稿がたびたび問題になる。沖縄県民に対しても「土人」「猿」など蔑称を用いた投稿が見られ、一部は削除されずに放置されている。ツイッター社はヘイト投稿を禁じているのに、なぜ削除されないのか。りゅうちゃんねる取材班はツイッター・ジャパンの担当者に聞いてみた。 ヘイトスピーチへの抗議を続ける「沖縄カウンターズ」は、ツイッターでヘイト投稿を見つけ次第、同社へ通報している。一部の投稿は削除されるが「ポリシーに違反していない」と返答があり、削除されない投稿もある。「なぜ違いが出るのか」と、メンバーも首をかしげている。 取材班がツイッター・ジャパンに取材を申し込んだところ、広報担当者ら6人が16日、リモートでの取材に応じた。 担当者らによると、通
沖縄カウンターズが設置した、ヘイトスピーチを可視化した空間 =21日、那覇市の「ブックカフェ&ホールゆかるひ」 ヘイトスピーチへの抗議を続ける「沖縄カウンターズ」は21日、沖縄に対するインターネット上のヘイトスピーチを紙に印刷して会場の壁面や床に貼り出し、現実の空間で可視化するイベントを那覇市の「ブックカフェ&ホールゆかるひ」で開いた。ヘイトスピーチが与える心理的な悪影響を分かりやすく表現した。 イベントは2時間限定で、関係者のみに公開した。県のヘイトスピーチを規制する条例制定に向けた有識者検討委員会の委員全員、全県議を招待し、有識者検討委1人、県議1人が訪れた。 空間に張り出したヘイトスピーチは約200枚。沖縄カウンターズのメンバーは「これでもほんのわずか。子どもが目にしたら、いったいどうなるのか」と述べ、ネット上にヘイトスピーチがあふれることの問題を提起した。 また、県が制定を検討中の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く