東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会で、辞任を表明する森喜朗会長(中央)=東京都中央区で2020年2月12日午後3時(代表撮影) 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は12日、女性を蔑視する発言をした責任を取り、辞任すると表明した。東京都内で開かれた組織委の評議員と理事による緊急会合の冒頭であいさつした。用意した紙を読むこともなく、約15分間にわたった森氏の「最後の演説」の主な内容は次の通り。 「女性を蔑視する気持ちはない」 今回私の不適切な発言が原因で大変混乱をさせてしまった。委員、評議員、多くの皆様にご迷惑をかけ、誠に申し訳なく思っております。報道されている通り、今日をもちまして会長を辞任いたそうと思っております。大事なことはオリンピックを7月に開催すること。オリンピックのための諸準備に、私がいることが妨げになってはならない。 (開催ま
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