商船三井がチャーターした貨物船が、インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した事故で、貨物船が事故の前、地元の沿岸警備隊からの複数回にわたる呼びかけに応じていなかったことが分かり、警察は当時の船内の状況について詳しく調べています。 事故について捜査している地元の警察関係者が24日、NHKの取材に明らかにしたところによりますと、貨物船がモーリシャス付近で通常と異なる海域を航行していたため、沿岸警備隊が複数回にわたって呼びかけたものの、応答はありませんでした。 貨物船がようやく応答したのは、座礁したあとだったということで警察は事故が起きる前の船内の状況について、詳しく調べています。 この事故で警察は、これまでにインド人の船長とスリランカ人の副船長を航行の安全を脅かした疑いで逮捕し、スリランカ人やフィリピン人の乗組員18人からも事情を聴いています。 調べに対し、乗組員たちは「インターネットに接続す