二重生活という映画を見た. 修士論文がメインである映画が他にあるだろうか. 主人公である珠は哲学科のM2で,彼氏と同棲しており,冒頭から濡れ場がある. 珠は修士論文のネタとして人はなぜ生きるのかについて研究する. 当初予定していた手法は100人にアンケートをとるというものだったが,指導教員が一人を意味のない尾行してはどうかと提案し,珠はそれを実行する. もはや意味不明であるが,珠は対象Aを尾行するためにタクシー乗ったり,高そうなイタメシ屋でカルパッチョを食べてとワイン飲んでたりしていた. タクシーに乗る場面では上がっていくメーターと野口英世が2枚しか入っていない財布を交互に見ており,カネに余裕はないようだった. 彼女は修羅場に遭遇しつつも,夏から冬にかけて修士論文を完成させる.指導教官はそれをかなり評価していた. 珠の彼氏は,意味がわからないという評価をしていた.私もまったくの同意見である
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