17日、大阪・北区の繁華街のビルに入るクリニックから出火し24人が死亡した火災で、火をつけたとみられる男が事件の直前に自宅からクリニックの方向へ自転車で向かう姿が周辺の防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 警察は現場まで自転車で移動したとみて詳しい足取りを調べています。 17日午前、大阪・北区曽根崎新地の8階建てのビルの4階にある心療内科のクリニック「働く人の西梅田こころとからだのクリニック」で起きた火災では28人が病院に搬送され、このうち24人が死亡しました。 警察と消防は18日、現場検証を行いました。 これまでの調べでクリニックに入ってきた男が、持っていた紙袋を暖房器具の近くに置いて蹴り倒し袋から液体が漏れ出して燃え上がるのが目撃されていて、警察は殺人と放火の疑いで捜査しています。 捜査関係者によりますと、火をつけたとみられるのはクリニックに通っていた大阪・西