2012年1月11日のブックマーク (2件)

  • HEV用モータの効率はもっと上がる

    モータの磁力を変えるのに、永久磁石そのものの特性を変えてしまえ。そんな「コロンブスの卵」のような発想に基づいた、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)に向けたモータの研究が進んでいます。東洋大学の堺和人氏らによる「ハイブリッド可変磁力モータ(HVMF:Hybrid Variable Magnetic Force Motor)」です。 最近のHEV/EVに使うモータの主流は、永久磁石リラクタンスモータ(PRM:Permanent magnet Reluctance Motor)と呼ばれるもの。一般的な永久磁石モータ(PMM:Permanent Magnet Motor)と比べて低速域と高速域で高い効率を実現するのが特徴です。米Ford Motor社がHEVで採用し、トヨタ自動車の「プリウス」も、そうは呼んでいませんがPRMと同じ原理のモータを使っています。HVMFは、このPRMを進化さ

    HEV用モータの効率はもっと上がる
    ko2sc
    ko2sc 2012/01/11
  • HEV/EV向け回転角センサ

    ハイブリッド車(HEV)/電気自動車(EV)の駆動用モータに使う回転角センサは、多摩川精機のレゾルバがほぼ独占している。トヨタ自動車と二人三脚で改良を積み重ね、優れた耐環境性と安いコストを両立する。しかし最近、多摩川精機に挑むメーカーが出てきた。日航空電子工業は、生産ラインで扱いやすいレゾルバを開発。旭化成エレクトロニクスやNTNは、ホール素子を使ってレゾルバより安い回転角センサを提案する。 ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)の駆動用モータの制御に欠かせない回転角センサ(表)。自動車向けにおいて、その世界シェアが90%を大きく超えるとされるのが多摩川精機だ。同社はレゾルバと呼ばれる磁気式の回転角センサを手掛ける。トヨタ自動車のHEV向けのシェアは100%。ホンダや日産自動車などにも幅広く提供する。 ところが最近、多摩川精機の独壇場ともいえる状況に変化の兆しが見えてきた。レゾルバ

    HEV/EV向け回転角センサ