デマというものは社会悪である。しかしその悪を生んだのは社会なのだから、それはそれとして社会の1側面でありそれとうまく付き合っていく事は必須なんじゃないかと思う。 その中で改めて感じたことが、この記事のタイトルになっている。 何をデマとして、何をデマとしないかという価値判断の話は一旦置いておくと(話題にこれが絡んで来ざるを得ないのがまた悪魔的に良くできている)、科学的というか論理的にかなり怪しい話題というのは世の中に色々存在する。 むしろ逆に科学的すぎる、論理的すぎる話というのもデマとして扱われることは多い。 それはつまり、人間というのは感情を以って価値判断を行うという一見当たり前の、しかしあまり意識されない事実を示している。 デマは社会悪であると最初に言ったがそれも実は荒っぽい言い方で、より詳細に言い表すなら今の自分にはこんな感じだ。 「悪意やあまりに偏った意図持った人が流すデマは、社会に