KSKの一部解体を自ら命じたと明かしたドイツのクランプカレンバウアー国防相/Sean Gallup/Getty Images (CNN) ドイツ陸軍の精鋭組織とされる特殊部隊「KSK」の一部中隊に極右思想を信奉する隊員が多数いる疑いがあるとして同中隊の解体が決まったことが2日までにわかった。 この問題に通じる消息筋がCNNに明らかにした。解体の公式発表は1日の見通しとなっている。 軍事情報サービス企業「ジェーンズ」によると、KSKは1990年代、米軍の特殊作戦軍などを参考に創設。陸軍の特殊部隊を束ねる統合軍ともなっている。 仏AFP通信によると、隊員数は約1400人で、対テロ作戦や人質事件の解決などが主要任務。 クランプカレンバウアー国防相は先月30日、地元紙「南ドイツ新聞」にKSKの一部解体は自ら命じたと明かしてもいた。AFP通信によると、指揮系統を一部逸脱するような動きが見られたことを