レンズの歪曲収差や倍率色収差などを画像処理で補正するのは今や当たり前になりました.でもレンズのデータが画像処理ソフトに登録されていければ歪曲収差補正はできません.古いレンズは今後も対応してもらえないだろうし,最新のレンズも画像処理ソフトが対応するまで待たなければならなかったり. でも自分でレンズの歪曲収差を計測してデータを作れば大丈夫. ここではいくつかのツールと方法を紹介します. まず歪曲収差 (distorsion) のデータを作成する方法です. フリーウェアなら,まずは Hugin に付属の「calibrate_lens_gui」を試してみるのが良いでしょう.Hugin は複数の画像をつなぎ合わせてパノラマ写真を合成するためのソフトウェアです.そういった合成では歪曲収差の補正が必要なので,レンズの歪曲収差を補正するためのツールが付属しているのです.歪曲収差を測定したいレンズで複数の画
登山やハイキングなどをしながらいい眺めだな〜と撮った写真が印象と違っていたということはよくあります。後から人がやってくるとか光が強くてファインダーがよく見えないとか要因は様々ですが、アウトドアで歩きながら1発で狙い通りの写真にするのは難しいものです。そんな時は±1段(計コマ)のブラケットでRAW撮影しています。 さて、今回はそんな状況で撮影されたRAWデータを実際の登山中に見た景色の印象(いわゆる記憶色)に現像で仕上げるという話です。 ※RAW現像はAdobe Lightroom Classic CCで行っていますが具体的なパラメータや操作方法などは詳細には触れません。 STEP1 RAW現像の準備まずはRAW現像の準備から。読みこんだままのデフォルトのRAW(左側)にレンズ補正とプロファイル(旧カメラプロファイル)からカメラニュートラルに設定した上で何をすべきか整理します。 ここまでの状
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