Intelの新しいタブレット向けSoC「Atom Z3000」シリーズこと、“Bay Trail-T”(ベイ・トレイル)は、これまでのSoCとは異なるアーキテクチャを採用した、Intelにとっての戦略的製品だ。同社はこのBay Trailコアを、タブレットだけでなく、低価格PCや組み込み機器向けにも採用する意向を示している。 Atom Z3000シリーズのCPUコアとなる“Slvermont”(シルバーモント)は、現行の第4世代Coreと同じく、3次元(3D)構造のトライゲートトランジスタ技術を用いた22ナノメートルプロセスに最適化した設計が施され、従来のAtomに比べ、CPUコアのピーク性能を3倍に引き上げられるほか、同一性能であれば消費電力を5分の1に低減できるという。 Intelは今後、省電力SoC向けプロセッサーのアーキテクチャを毎年リフレッシュしていくことを表明しており、Silv