元タレント、島田紳助さん(55)が電撃引退して1カ月以上が経ち、テレビ界は秋の改編期まっただ中。「視聴率王」といわれた紳助さんだが、早くもそのメッキは剥がれたようだ。看板番組は終了が相次ぎ、残る番組も司会交代後でかえって視聴率が跳ね上がっているのだ。 “紳助神話”の崩壊を強く印象づけたのは、TBS系で1日に放送された特番「オールスター感謝祭」だった。 「この特番は毎年春と秋に行われ、紳助さんは番組開始の1991年から司会を担当。約20年にわたって番組の“顔”をつとめてきた。局内には看板司会者が抜けることによる視聴率への影響を心配する声が上がっていました」(同局関係者) しかし、それは杞憂だった。代役に抜擢されたタレント、今田耕司(45)、田村淳(37)、東野幸治(44)の3人は、大きなトラブルもなくリレー形式で司会をこなした。しかも視聴率は、紳助さんが司会を務めた前回(今年4月9日放