約50年間にわたってすべての夏季五輪を現地で応援してきた「オリンピックおじさん」こと企業グループ役員・山田直稔さんが88歳の誕生日を迎えた16日、米寿を祝うパーティーが東京・帝国ホテルで開かれた。 3時間におよんだパーティーには約300人が出席。賛同者に名を連ねた安倍晋三首相(59)の姿はなかったが、森喜朗元首相(76)や野球解説者の野村克也氏(78)、フリーアナウンサー徳光和夫氏(73)らが駆けつけた。 トレードマークの日の丸入りのハットに和服、扇子に国旗を抱えた姿で、お色直しも行った山田さん。五輪を本格的に応援し始めたのは1968年メキシコ大会からで、以後すべての夏季五輪と98年長野冬季大会を現地で応援し、そのスタイルや笑顔から世界的有名人となった。 徳光アナは「世界一有名な素人。まさかこんなに有名になるとは思わなかった」と感慨深げにあいさつした。山田氏が初めて出たテレビ番組が徳光アナ