2022年3月7日のブックマーク (1件)

  • ルワンダの「殺人湖」 深層のメタンガスを発電源に

    キブ湖の湖水からメタンガスを抽出している電力会社キブワットの浮体式プラットホーム。ルワンダ西部州で(2021年11月1日撮影)。(c)Simon MAINA / AFP 【2月19日 AFP】アフリカのルワンダとコンゴ民主共和国にまたがるキブ湖(Lake Kivu)には、浮体式発電所が設置されている。昨年5月、コンゴ側の火山が大噴火を起こし、激震が湖水を揺さぶったとき、技術者らはただ不安げに見守るしかなかった。 彼らが恐れたのは、ニーラゴンゴ山(Mount Nyiragongo)から噴き出る溶岩流ではなく、キブ湖に大量に存在する高濃度の爆発性ガスだ。 キブはアフリカ大陸の大地溝帯(Great Rift Valley)にある湖沼の一つ。緩やかな緑の丘陵が湖面に映る景観は穏やかに見える。 だが、実態はその穏やかさとはかけ離れている──そう語るのは、湖沼学者で、湖水から抽出したガスを利用する電力

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