小説を読んでいると、物語に登場する人物たちに対して読者は自然と感情移入するものです。 『Sensory Fiction』は、そんな感情を実際に体感できる新しい読書ガジェット。 様々なネットワークセンサーが内蔵されたベストを装着した状態で小説を読んでいると、その物語に応じてベストが反応して登場人物と同じ感情を感じられるような仕組みになっています。 例えば主人公が怒り高ぶっている時には心臓付近のパルスを強めたり、圧迫感を感じる状況ではエアバッグを膨らませて体を締め付けたり、暑い日差しの中ならベストの温度を上げたりと様々な「体験」を実現化してくれるといった具合。 その他光や音によるアウトプットも備えているようです。 こちらが『Sensory Fiction』の紹介動画。 ただ読んで想像するだけではなく、かといって映像が与えられる訳でもない。 登場人物の「体感」が読者にも再現されるVRというのは非
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