これは私の母の話です。 母と父が知り合ったのは母の職場で、父は取引先の方だったそうです。 付き合い始めた二人はとても仲睦まじかったそうで、私が幼い頃自宅には母と父がデートしながら幸せそうに微笑む写真が何枚も残されていました。 それを見る度に私はいつも疑問に思ったものです。 「こんなに仲が悪いのに、何故写真の二人は幸せそうに笑っているんだろう?」 そう首をかしげるぐらい、私が産まれた後の二人の仲は冷め切っていました。 理由は幼子にも明白で、父のDVと借金でした。 未だに忘れられない父の一言がありまして、小学生ぐらいの私に向かって「借金は母親名義でしているから、俺に返済義務はない。俺は何も悪くない」という言葉でした。 法律的にはその通りでしょうが、子供にだって父親の言い分は間違っていることが分かります。 こんな考えの夫を持てば、妻が離婚を考えるのも当然の結果でしょう。 しかし私の記憶にある内で
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