利益率でファーストリテイリングを上回る、衣料品業界の優良企業ポイント。社名よりも「ローリーズファーム」「グローバルワーク」などのブランド名が知られるポイントは、10期連続の増収増益を達成(2009年2月期の経常利益は前期比22.4%増の159億円)、年商1000億円も視野に入ってきた(2009年2月期の連結売上高は867億円=前期比17.3%増=)。現在、国内店舗数は595、香港と台湾で計31店舗と着実に出店戦略を進め、数多くのブランドを育てて躍進してきた。業績好調のカギは、徹底的な在庫管理と、店頭を基点にしたスピーディーな効率経営にある。 (聞き手は日経ビジネスオンライン編集長 廣松 隆志) ―― 減益・赤字転落の企業が多い経済環境で、「ファッションカジュアル」分野を切り拓いたポイントは、ユニクロと同様に業績好調。10期連続の増収増益となっています。 石井 ワンブランドで展開する他社さん
――西 謙太郎・プライムピース代表に聞く 出口の見えない不況のなか、あらゆる業界の企業が「安売り合戦」に身を投じて、疲弊している。ユニクロや外資系企業が低価格合戦を繰り広げているアパレル業界では、価格破壊のトレンドが特に著しい。企業が安売りから抜け出すための「次の一手」とは何か? アパレル企業を中心に、幅広くコンサルティングを行なうプライムピースの西 謙太郎代表が、その秘訣を明かす。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 小尾拓也) にし・けんたろう/株式会社プライムピース(03-3402-8620)代表。大手アパレルや海外ブランドでSPA事業開発、マーチャンダイジングなどを手がけ、コンサルタントとして独立。2006年プライムピース設立 。大手セレクト、小売型SPA、スポーツ大手小売など、多くの企業コンサル実績を持つ。 ――出口の見えない不況のなか、あらゆる業界の企業が「安売り合戦」で疲弊して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く