9月末。新宿東口に誕生したユニクロとビックカメラの融合店「ビックロ」。国内衣料業界でトップを走るユニクロのド派手なコンセプト店に注目が集まる中、ほぼ同じ場所、タイミングで名門ブランドの専門店がひっそりとオープンした。「501」などのジーンズで知られる米リーバイス系の「リーバイ ストア 新宿店」(=下写真=)である(青山商事がFCで運営)。 リーバイスが日本向けに展開する商品は、日本人の体型に合わせた仕様になっているが、リーバイ ストア 新宿店には米国をはじめ、海外で売っている商品もそのまま取り揃えている。リーバイスとして日本で初の取り組みで、取り扱い品目も国内最多だ。 一方、かつて一世を風靡したリーバイスも業績は苦戦している。日本法人であるリーバイ・ストラウス ジャパンは直近決算まで3期連続赤字。ピーク時に400億円あった売上高は、直近100億円を割り込んでいる。新しいコンセプトである