釣りに関するkoganeisyobouのブックマーク (6)

  • 池田模型店のばあちゃんの釣りと野良猫 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    池田模型店のばあちゃんは、移動するのに充電式の三輪車に乗っている。足の悪い人が乗るあれだ。運転免許がいるのかどうかは分からない。 浪士様の釣りは海釣りで、うためという目的もあるので少々生臭身を帯びております。そこに行きますと、スポーツフィッシングなどと称しまして釣ったはいいが逃がしてしまうなどと言う釣りも御座いまして、なかなかに理解しがたい釣りも御座います。 来釣りは狩りの一種でも御座いますところで、いたずらに生死の掛かる相手を釣り上げて遊ぶなどと申しますのはいかがなものかと思うのですが、人それぞれ事情と趣向が有るところで、折り合いなど不確かについているところで御座います。 池田模型店のばあちゃんと言う人があって、電動三輪車に跨っております。ご他聞に漏れず足が悪いのです。どうも若い頃からの事で有るらしく、詳しくは分からないが独身で模型店を営みながら生き延びてきた人だ。 このばあちゃんが

    池田模型店のばあちゃんの釣りと野良猫 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 釣り座の前に遭難した船が流れ着く・・こんな邪魔のされ方はありません。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    瀬戸内におきましても朝晩の冷え込みが感じられる事となりまして、釣り師といえば朝の冷え込みで着せられて、昼の暑さで脱がされると、着せ替え人形のような所作をさせられておるところで御座います。 釣りといいますと釣りに集中などして参りたいため、暑さ寒さに風など他に気をとられる事を嫌います。気をそがれると言いますものは、釣りにとって随分はた迷惑なものでして、自然から受ける仕打ちは我慢のしどころでありますが、これが人間様によって気などそがれてまいりますと、思わず牙を研ぐもので御座います。 海は誰の占有物でもありませんで、職漁の方から釣り師は言うに及ばず、軍隊から密猟者 はたまた散骨などといいまして、お亡くなりに成った方まで等しく利用してまいります。 世の平和と言いますものは、お互いが気を配っております間は均衡が保たれるもので御座います。そのうち自分の都合だけで思いが他人に及びません事などが生じてまいり

    釣り座の前に遭難した船が流れ着く・・こんな邪魔のされ方はありません。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    koganeisyobou
    koganeisyobou 2015/10/08
    「前の日に点検を・・ばか・・」「おいっちに、おいっちに・・」
  • 揺らぐ釣り師 救いの手はいまだ・・・ - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    どうして釣りばかりに呆けるかという人があって、そう正面切っていわれると大概返答に困ってまいります。 そこに魚を釣る遊びがあるから、それを気に入ったからという言うしかないのですが、どうも漫然とした事で、釈然とはしてまいりません。 最近飼い犬と遊んでいた時ふと気が付いたことがあって、それはワン君はいつも一定で変わりが無いということ。 言葉は便利で不便だな。どうにもうまくは説明できない。 ワン君は犬であって人間とのかかわりで、駆け引きも無ければ騙しもしません。何時も同じ態度で接してまいります。それ以下でもそれ以上でもなく一定の人格(犬格)で接してまいります。 釣りも餌を付けた仕掛けにいついた魚を釣る、単純な作業でこれもそれ以上でもそれ以下でもありません。 こうしてみますに、釣り、犬ともどちらも一定で変わることはありませんから、揺らいでいるのは人間のほうとなってまいります。 揺らぐ人間の中で 「

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  • 勇気のある人と言うのは何を食べて試されるのか! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋と言う事で御座いまして、何分べるものなどの旬を迎えるものが多くなりまして楽しみな季節と成ってまいりました。 魚などもそれぞれ旬というものを抱えてまいりまして、油が乗った等といいまして盛んにしてまいります。 腹八分目と申しますが、気候は良しべるものは美味しいとなりますとつい度を越すのは人間の弱さで御座います。つい行き過ぎて、結果腹の皮をつまんで反省すると言うのはあちこち見受けられることでして、世の中反省の山という事で御座います。 出入りの銀行員、これが最前らーめん屋さんで出会ってまいります。 身の丈6尺で山岳部上がり、らーめんの替え玉など4玉も平らげるのですから尋常を大きく超えています。 この男が参りましてらーめんの話から他のい物まで話が及んでまいります。 まあかなりい意地が張った話に成ってまいりまして、飢え子の集会の様であります。 あそこのあれがうまい、いやそれよりこっちの此れ

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  • 釣りを始めてみたい! はい大丈夫です狸でもやっております。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋の季節にあい成りまして、世間様ではあちこち出向かれて活動的な時節と成って参ります。 出歩くのは目的地など予め粗方が分かっている所ということが多いものであります。 釣りなどと申しますのは、場所は分かっているけれど中身に至ってはこれが丁半博打、 釣れれば米の飯、釣れねば空き缶拾い程の落差が程よく身にしみるものですから、おいそれとは行きません。 何せ人間様が釣りをすると成りますと、やれ道具だの弁当だのと始めから終わりまで隙間無く準備が入用で御座いまして、忘れ物の一つでもあった日には泣きの涙のしぐれ雨、肩を落として濡れそぼるしかありません。 小さな針一でも忘れようものなら、釣りなどどちら様におすがりしようと成り立たないのですから、仕込みと言うのは大事と成って参ります。 さて釣場の対岸、日も狸の「ポン吉」が現れて釣りを始めます。 釣りは魚に餌をわさねば成立しないもので御座いまして、その魚とや

    釣りを始めてみたい! はい大丈夫です狸でもやっております。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 「釣り師」になる方法! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣り師などといいますものは、そう上等なものでは御座いませんでして、朝から晩まで自分の都合のいいように日暮しなどをしております。頭の中など四六時中魚を追っかけていますので、ほんとのことなど頼み込むのは自殺行為に等しいことになってまいります。 山の幸 天候が悪かったのに豊作だ あとは海の幸 頭の中が釣りの事でパンパンに膨れ上がっている釣り師はなにを考えているかというと、当然釣りのことですが、素人の衆とは質が違ってまいります。寝てはさめ、起きてはうつつ幻の・・もっともっと釣れないか!ああしてこうしてこうなって!よし、あれやってみよう!と何処までも欲深でしつこいのです。 堂前君という人がありまして、ここらあたりでは一級の腕のいい釣り師です。この君、当然頭の中はどうやって釣果を上げるかと、それは病むほどに考えております。そればっかりなのですから当然ご婦人方のほうに目がいくという事はございませんで、釣

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