2年振りにリリースされたフルアルバム「僕を救ってくれなかった君へ」を引っ提げた全国ツアー、「僕を救済するツアー 2016」の最終公演が東京 O-WESTで行われた。 白いジャケットが印象的なアルバムジャケットと同様に、多くのオーディエンスも白い服装で会場を訪れ、客席、ステージ共にまさに「真っ白」なライブとなった。 ライブは、ステージ上の大きいスクリーンに投影された映像を背負いながら披露した新曲「プレゼント」でスタートした。満員で真っ白の客席にも影が投影されて幻想的な景色を作り出した。 バラードで聴かせて始まったライブだったが、すぐに「蜘蛛の糸」「視聴覚教室」といったアップテンポなナンバーを畳み掛け、あっという間に会場の温度はピークに達した。 後半になってもその盛り上がりはさらに過熱。「まだまだ歌えますか!!?」とステージ上から煽ると、代表曲「嘘憑きとサルヴァドール」を熱唱、会場を揺らした。