文 紺 産後に職場復帰し、ある程度仕事にも慣れた頃、ふと「以前の自分なら、もっと仕事にコミットできたのに」と感じた経験がある人は少なくないかもしれません。子育てをしながら働く上では、産前と同じような働き方をすることは難しいもの。そんな中で「私は役に立てているのだろうか」と、つい自分を責めてしまう場面もあるでしょう。 1児の母であり内科医として働く紺さんは、出産をきっかけに以前のようなハードな働き方を見直したそう。しかしそんな中でも時折、以前のように第一線で働けないことに、もどかしさを感じる場面があるといいます。 そんな紺さんが気持ちを切り替える手段として選んだのは、同じような悩みを抱える人たちが記した文章に触れ、自身でも書き残すこと。読むこと・書くことを通じ、産後働く中での自責感にどのように向き合ってきたのかをつづっていただきました。 出産と育児の厳しさに、医師としての自負が打ち砕かれた
![仕事でベストを尽くせない産後の私を支えてくれたのは、誰かが記した「弱さ」だった(寄稿・紺) - りっすん by イーアイデム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da7b1263cfd7e393b8e2b47329e2590eba66b3c8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fb%2Fblog-media%2F20210517%2F20210517095001.jpg)