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2009年5月1日のブックマーク (1件)

  • DIC

    播種性血管内凝固症候群(DIC) 1.播種性血管内凝固症候群(DIC)とは 播種性血管内凝固症候群(DIC:disseminated intravascular coagulation:汎発性血管内凝固症候群、)では、重篤な基礎疾患の存在下に、全身の細小血管内に微小血栓が形成される。 そのため、微小循環が障害され、臓器の機能不全や出血傾向が見られる。 DICの病態は、SIRS(全身性炎症反応症候群)とも関連する。 DICでは、下記の3つの障害や反応が起こる。 1).微小血栓形成による微小循環障害 微小血栓が微小循環を障害し、虚血の為に、多数の臓器が機能不全に陥る。 虚血性変化が出現しやすいのは、腎臓で、血尿、乏尿、無尿になる。 中枢神経の虚血性変化としては、意識障害や多彩な局所神経症状が現われる。 消化管では、急性潰瘍による下血、腹痛などが起きる。 肺では、肺梗塞のために、呼吸困難などの症