何かしらのアイデア出しを行うとき、私はアナログツールをよく使います。デジタルツールでもできなくはないのですが、アナログツールの方が、「頭の中身を出しやすい」感覚があるのです。 特によく使っているのは付箋とカードです。 単に頭の中身を出すだけならば紙とペンで構いません。しかし、アイデア出しは構造物(たとえば、本の章立て)を作るために行います。そのため、頭の中から出したものを後から並び替えられないとやっかいなのです。 付箋、あるいはカードは見事にその役割を果たしてくれます。 今回は、そうしたツールを紹介してみましょう。アイデア出しにおける考具の紹介です。 とりあえず付箋 アイデア出しにおいて、一番使われることが多いのが付箋でしょう。よく使われるだけあって、ブレスト向きの特徴があります。 第一の特徴は、貼り替えられる点です。 ブレストから構造物を作っていく際は、常に(仮)の状態で進んでいきます。