日々報じられるニュースの陰で暗躍している諜報機関──彼らの動きを知ることで、世界情勢を多角的に捉えることができるだろう。国際情勢とインテリジェンスに詳しい山田敏弘氏が旬のニュースを読み解く本連載。今回は世界的にも話題になっている、ロシアの情報組織「FSB」幹部が軟禁された事件に関する真相に迫る。 【動画】プーチンに「ガセネタ」を伝えていたロシアFSB幹部 プーチンの側近たちは「スパイ上がり」3月13日、仏「AFP通信」がこんな記事を掲載している。 「ロシアの強力な組織であるFSB(連邦保安局)の、あまり知られていない部門のトップが尋問され、自宅軟禁状態にあるようだと報じられている。ソ連時代にKGB(旧ソ連国家保安委員会)の本部だったモスクワのルビャンカ広場にある、FSB本部に異変が起きているのではないかとの声も専門家らから聞かれる」 2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻。停戦交渉
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