広島市南区のマツダスタジアムで9日開幕した全国高校野球選手権広島大会で、高校球児8人が相次いで足のけいれんや嘔吐など熱中症の症状を訴え、病院に運ばれた。県高野連や消防によると、8人はいずれも軽症という。 9日は午前10時からの開会式に続いて1回戦2試合があった。消防によると、昼ごろから119番が相次いだ。 さらに、第2試合の井口-広島工大高戦では、7-7で延長13回を終了したところで広島工大高の選手数人が足のけいれんなどで出場できなくなり、没収試合で広島工大高が敗戦となった。 広島地方気象台によると、この日午後には広島市内で最高気温32・3度を記録した。