ファンに人気の、横浜ベイスターズと横浜F・マリノスのオフィシャルカレンダーに“異変”が起きている。両チームとも、年末になって主力選手の移籍や戦力外通告が相次ぎ、カレンダーの主役が2011年にはチームにいない、という事態になった。作製スケジュール上、やむを得ないのだが、カレンダーを見ながら「今年も応援するぞ!」と気合を入れるファンの心境は複雑なようだ。 ベイスターズのカレンダーには、来季の主将・村田修一内野手ら計36選手の写真が掲載されている。表紙には戦力外通告を受け中日に移籍した佐伯貴弘内野手の顔があり、3月はオリックスに移籍した寺原早人投手、ソフトバンクへ移籍の内川聖一内野手は6月のメーン写真となっている。大量8人に戦力外通告したマリノスも5・6月に松田直樹選手、7・8月に山瀬功治選手と、退団が決まった元日本代表が並ぶ。 ベイスターズによると、カレンダーは11月23日のファン感謝デー