鼻を出した状態でマスクを着用して対局に臨み、反則負けとなった日浦市郎八段=2023年2月1日午前10時35分、東京都渋谷区、村瀬信也撮影 将棋の日浦市郎八段(56)が1日、公式戦の際に鼻を出した状態でマスクを着用し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて設けられた臨時対局規定に違反したとして反則負けとなった。1月にも同じ理由で反則負けとなっていた。朝日新聞の取材に対し、日浦八段は「全くルール違反はしていない」と話した。 【写真】昨年8月、鼻を出した状態でマスクを着用して対局に臨む日浦市郎八段 この日の対局は第49期棋王戦(共同通信社主催)の予選で、日浦八段は東京都渋谷区の将棋会館で三枚堂達也七段(29)と対戦した。午前10時の対局開始直後、立会人の大島映二八段(65)が日浦八段に鼻まで覆ってマスクを着用するよう求めたが、日浦八段は「お断りします」と拒否。大島八段は日本将棋連盟の職員らと協議し
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