2週間ほど前に、見学ラッシュが続いている…と書きました。 その波は、未だに続いています。 今年に入って、毎月3件ペースの入居がありますが、4月もその数字は達成しそうです。 「数字を達成」というのは、いかにも営業的な感性ですね。 私の勤めているのは株式会社ですから、入居数を確保して利益を上げなければ、潰れてしまいます。 それは頭で分っているのですが、もともと障害者施設で働いていたせいか、「とにかく数字を!」というマインドには、未だに素直になれないものがあります。 そもそも、私のところのような介護付き老人ホームは、ご入居者も家族も好きで入居を選択したわけではありません。 「ほかに手がなくなってやむを得ず…」というケースがほとんどです。 となれば、その「悲しみ」を充分に汲んで行かなければならないハズです。 でも「数字本位」になると、どうしても「この方は入居するしか手がない。チャンスだ!」 という