01住宅を購入したら確定申告が必要になる理由 納税は国民の義務として定められており、所得がある人は所得税を支払わなくてはいけません。確定申告とは、支払うべき所得税がいくらになるか申告することを意味しますが、会社員などの場合は、会社が代わりに税金を給料から天引きして税務署へ納め、年末になると過不足を調整するために「年末調整」を行うため、確定申告を個人でする必要がありません。 しかし、住宅購入の際に住宅ローンを利用する場合は、会社員の場合でも、個人で確定申告をする必要があります。逆にいえば、もし確定申告を行わなければ、住宅ローン控除による還付金を受け取ることができなくなってしまいます。これは、住宅ローン減税という制度が、所得税から控除される仕組みとなっているためです。 確定申告が必要な理由の概説 確定申告では、所得税の申告納税とは別に、納めた所得税を還付してもらうための「還付申告」をすることが