「奇跡のストッパー」と言われた盛田幸妃(もりた・こうき)という元プロ野球選手を知っているだろうか。1988~1997年まで横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)で、1998~2002年までは近鉄バファローズでリリーフエースとして名を馳せた投手だ。 そんな幸妃さんは、北海道・函館有斗高校(現函館大有斗)で3度、甲子園に出場。1987年のドラフト会議で、当時の横浜大洋ホエールズから、1位指名されプロ入り。この年、各球団がドラフト1位で指名した選手たちは、後にメジャーリーガーになった、千葉ロッテマリーンズの伊良部秀輝選手や、2000本安打を達成した、中日ドラゴンズの立浪和義選手など、そうそうたる顔ぶれだった。 あの大魔神・佐々木投手と並び称される球界のスター そして、プロに入ると、どんな強打者にも向かっていく強気のピッチングで、中継ぎ投手として大活躍。1992年には、
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