「標準車両」の特徴が生かされました! JR九州が2020年10月28日(水)、まず武雄温泉~長崎間で2022年度の暫定開業を予定している九州新幹線西九州ルートについて、その列車名を「かもめ」にすると発表しました。 「かもめ」の列車名は、約60年前の1961(昭和36)年に長崎行きの特急列車として運転を開始し、現在は博多~長崎間を結んでいる在来線特急を名を受け継ぐものです(それ以前も「かもめ」は走っていたが、長崎とは無関係)。 拡大画像 「かもめ」用N700Sのイメージ(画像:JR九州)。 車両は、JR東海が開発し、2020年7月1日に東海道・山陽新幹線で営業運転を開始した「N700S」を導入。東海道・山陽新幹線では16両編成ですが、「かもめ」は6両編成になります。 N700Sはこのように、需要に応じて編成の長さを柔軟に変更できるよう造られた「標準車両」なのが大きな特徴で、それがさっそく生か