岡山市の大森雅夫市長が、JR吉備線のLRT化について、4月4日に総社市の片岡聡一市長、JR西日本の来島達夫社長と会談すると発表しました。LRTの役割分担や事業費の負担割合について最終確認し、正式合意する見込みです。 トップ会談で協議が進展 JR吉備線(桃太郎線)のLRT化は、2003年度にJR西日本が構想を打ち出して検討が始まりました。2014年に有識者による検討会議を設け、基本計画の素案を公表しています。 素案では、初期投資費用は175億円、維持管理コストが年4億円と試算されましたが、岡山・総社両市とJR側とで、費用負担などを巡って協議が難航していました。 2018年2月にJR西日本本社でトップ会談が行われると協議が進展。大森市長は合意が近いことを示唆していましたが、このほど、4月4日に3者会談が岡山市で行われることを明らかにしたものです。 画像:吉備線LRT化基本計画より 車両はFUK