友人のカメラマンがSNSに「若いカメラマンがフォーカスロックを知らなかったので驚いて教えた」って話を書いてたのがきっかけだ。そういえば、確かに自分でもフォーカスロック使う機会がすごく減ってるよなと気づいたのである。 昔「撮影術」という初心者向けのデジカメ撮影講座を連載してた頃は定番のテクニックで「フォーカスロック」とか「置きピン」って何度か紹介したのに、いつの間にかそんなこと知らなくても問題なくなったのだ。
![「AFロック」に「置きピン」、役目を終えた撮影テクニックたち](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b6cb6fc077a09cb51fe7aafb6320cd6cedb9b175/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F2206%2F12%2Fcover_news032.jpg)
その昔、iPhoneを買い換えるたびにそれまで撮った写真をどうしようかが悩みの種だったなあと思う。 それがいまや、2007年に初代iPhoneで撮った写真も2020年にiPhone 11 Proで撮った写真もぱっと取り出せる時代である。今まで、手のひらに乗るデバイスで13年前の写真も最近の写真も同じようにさっとみられるってなかったもの。 iPhoneは日常をどんどん記録して、よければさっとシェアして――というデバイスなので、何気ない写真がどんどんたまる。撮ったときはなんてことない写真でも、記録って1年より2年、2年より5年と時がたつほど重要になるから、残したいしみんなも残してほしい。 黒歴史なのでなかったことにしたいとか、黒歴史すぎて将来なんかの拍子で発掘されたらヤバいという写真はさっさと始末すべきだけど、まあそれはそれとして、だ。 でもiPhoneのストレージに限りはあるから、5年10年
私は根っからのiPhoneユーザーなので、iPhoneで撮った大量の写真は全部iCloudフォトに入れている。さらに歴代iPhoneのバックアップやら何やらもあるのでiCloudストレージプランはとうとう最高の2TBになっているのだけど(ほんとは200GBと2TBの間に1TBのプランが欲しいところ)、おかげでいつでも写真アプリから古い写真を取り出せる。12年前に発売されたばかりのiPhone 3Gで撮った写真もだ。 「写真」アプリと「iCloudフォト」は極めて偉大。 でも同時に「Google フォト」も使っている。Google フォトはいくらか条件はあるものの無料で使えるので、バックアップとしてもいい。そちらにはiPhoneに加えてAndroid機で撮った写真や昔デジカメで撮った写真もまとめて放り込んである。 で、「写真」アプリと「Google フォト」アプリの両方を使っていて、1つだけ
せっかく改元の機会なのだから、昔話でもしようかと思ってしまったのである。 カシオが元祖コンデジともいえる「QV-10」を出したのが平成6年なんだけど、話はもうちょっと遡って1992年から。平成4年ですな。 この年、何があったか。コダックが「PhotoCD」を始めたのである。 平成4年(1992年):PhotoCD PhotoCD……これ知ってる人はかなり昔から写真のデジタル化に手を出してた人くらいじゃなかろうか。 現像したフィルムをCDに焼いてくれるサービス。 CD-ROM1枚につき写真100枚。 値段は覚えてないけど、1枚フルに写真を詰め込むと1万円くらいかかったんじゃなかろうか。「高いなあ」と思った記憶ある。 これがスゴかったのが、写真の解像度。サムネイルサイズからプリント用まで写真1枚につき5種類の解像度で記録してくれたんだが、最高解像度が「3072×2048ピクセル」、画素数でいう
冬、といえば夜景の季節。きらびやかなイルミネーションがそこら中で主張してるのみならず、日没が早いので遅くまで待たなくても夜景が撮れる、空気がひんやり澄んでいるのできれいに撮れるなどなど、寒いこと以外は夜景向きなのだ。 そんな季節、各社から夜景がキレイに撮れるスマホが次々と出てきて、一種のトレンドみたいになってるわけで、本職のデジカメもスマホに負けていられない、本職カメラならではの撮影をしてみようというわけである。 その1:絞り込んで光芒を出せ スマホには無理な(まあ近いうちにデジタル処理でやっちゃいそうな気がするけど)技その1。 夜景は暗いのでオートで撮ると、あるいはISO感度をあまり上げないように、あるいは手ブレをしたくないのでシャッタースピードが落ちないように撮ると、自然と絞り開放になる。 こんな感じ。
カシオが撤退するレベルのコンデジ不況の中、パナソニックがやってくれた。高級コンデジのクオリティーと高倍率の利便性の両方を持つ「DC-TX2」だ。 カシオが撤退するレベルのコンデジ不況の中、2018年2月末に開催された「CP+」でもコンパクトデジカメの新製品がほとんど出なかった中、パナソニックがやってくれたのである。 2016年に突然登場したまま放置されたかに見えた「DMC-TX1」の後継機、「DC-TX2」が登場したのである。 コンパクトデジカメの世界は、まあかなり市場規模は小さくなっているのだが、大手カメラメーカーが揃えてきたのが、高倍率ズームで汎用性が高い普及型コンデジ路線と、ズーム倍率は低いけど明るいレンズと1型センサーを搭載してクオリティを追求した高級コンデジ路線の2つのライン。 普及型コンパクトはクオリティーに難があり、高級コンパクトは望遠に弱い。じゃあ両方のおいしいところをうま
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