JR西日本は、3月16日のダイヤ改正でアーバンネットワークの看板列車・新快速に、有料座席サービス「Aシート」を、野洲―姫路・網干間に4往復導入した。 ⇒【写真】“キメ細い”つくりの大型荷物置き場 概要については、以前取材した記事を参照してもらうとして、今回は営業運転開始後の居住性などを味わってみた。 11時前、東海道本線野洲に着くと、1番のりば9号車乗車口の両端では、Aシート目当ての乗客が並んでいる。223系1000番代のクハ222形2両を改造し、中央の乗降用ドアを閉鎖したので、9号車乗車口の中央は“Aシート連結時、ここに並んでも乗車できない”ことを案内している。 さて、野洲発日中下りの新快速は、始発列車が1本、米原方面からの列車が2本設定されている。私が乗車する新快速上下列車の9号車の車内は満席だった。 12両編成のうち、1~8号車は米原で増解結され、全区間を走破(一部列車を除く)するの