不登校の子どもたちを学校から排除する考え方は、学校の意味そのものを否定することにつながりかねない。否定ではなく、学校の魅力そのものを大きくする試みが始まっている。 | 不登校生徒の居場所になる条件 横浜市立鴨居中学には「和(なごみ)ルーム」という教室がある。ここを利用しているのは、「不登校」に分類されてしまう生徒たちだ。 不登校にもいろいろあって、まったく学校に来られない生徒もいれば、学校に来ることはできても自分が所属するクラスには行けない子どもたちもいる。後者の場合、クラスではなくて保健室などの別室で過ごす子もいるが、居心地がいいわけではない。ほんとうの居場所にはなっていない。結局、足は遠のくことにもなる。 鴨居中学の和ルームは、学校には来られるけれどもクラスに行けない生徒のための居場所である。ただ物理的な場所だけをつくってみても居場所にはならないが、和ルームはほんとうの意味での居場所に
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