「MNOにできないことをやる」 成長が鈍化するMVNO市場でmineoが出した答え:MVNOに聞く(1/3 ページ) オプテージの運営するmineoが、3月に2つの新サービスを導入する。混雑時間帯の帯域を譲ることで特典を得られる「ゆずるね。」と、高速通信をオフにした際の通信速度が200kbpsから500kbpsに上る「パケット放題」がそれだ。両サービスは、mineoが強みとするファンコミュニティーのマイネ王や、共創アンバサダーの声を反映して生まれたもの。前者は「フリータンク」に続く譲り合いのサービス、後者はベースとなる通信の快適さや料金のお得さを向上させるサービスという位置付けだ。 一方で、MVNO市場全体を見渡すと、成長率は鈍化傾向にある。大手キャリアの料金値下げや、サブブランドの台頭、楽天モバイルの新規参入、電気通信事業法の改正などによって、市場を取り巻く環境が大きく変化したためだ。m